高まるF-3開発への期待 


日本航空宇宙工業会/SJACは吉永泰之会長/スバル社長の
後任に三菱重工業の大宮英明会長を選出した。
 
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会見した大宮新会長は航空自衛隊の「F2」戦闘機の
後継機開発について「わが国主導の開発が決断され、
早期着手できると期待している」と意欲を示した。
 
また2017年度の航空機生産額は、前年度比
1・9%増の1兆7374億円となった。
宇宙機器産業の売上高との合計が3年連続で
2兆円を超えたことについて吉永前会長は
「産業規模を堅調に維持し、非常にうれしい」と総括した。
日刊工業新聞より一部抜粋


大和タケル
確かにF-3早期着手して欲しいものです
ここで これまでの状況をまとめてみます
 
 
日本側の性能要求
すでに公表されている性能要求について
若干の説明をします
 
F2の後継機について防衛省設計構想
 
●小型無人機を「子機」として搭載する

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これは戦闘支援無人機とよばれるドローンを
搭載して索敵や迎撃の支援をする先進システムです
 
8発の空対空ミサイルを内装
 ステルス性を損なわないためのAAM内装ですが
 F35の2倍となるこの要求を満たすサイズは
 いまのところF-22しかないです
 

●最大速度はF2と同等のマッハ2程度
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これは過渡的なパドル式の推力偏向

 最高速度はあまり重視されません
 むしろ スーパークルーズと加速性能の
 ほうが重要です
 またおそらく三次元のベクタードノズルも
 装備されると思われます
 





F35Aと同等以上の航続距離・ステルス性
 レーダー探知距離を兼ね備える
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 これはF35の持つ360度の視界表示や 
 自機や他の管制機のデータを統合処理後に
 表示するセンサーフュージョンのような
 システムの発展型が搭載される予定です
 
 
●空対艦ミサイルは、運用に応じ機外装備を想定
19年度から生産されるASM-3やその発展型が
 想定されているでしょう

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戦闘支援無人機を放つF-3の想像図
 
ステルスや兵装に目がいきがちですが
その他にもA.Iによる機体状況診断やパイロット支援
軽量化素材とファスナレス構造や電動アクチュエータ
などの採用 推力偏向での前縁失速等への改善など
機体そのものの性能向上も著しいでしょう
 
 
 
オファーなどの現状
F-3開発の選択枝はほぼ4つになると思われます
ただし 現時点では確定していない案件であり
推測が多く 入っていることをお断りしておきます
 
1 国内のみでの開発生産
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  実証機X-2の発展型による純国産です
  朝日等は断念という記事をのせましたが
  防衛相は3月にそうした判断はしていないと
  発言していますので年内といわれる決定まで 
  可能性はあります
    
 
2 海外勢との共同開発
 米英から共同開発の申し出が出ています

2-a ロッキード案
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 F-22をベースに日本の技術とF-35のアビオニクス等
 をミックスした発展型
 今のところ メーカー側から具体的なプロポーザル
 があったのはここだけです
 
 
2-b BAC/イギリス案
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  英国も興味を示し 一部にユーロファイターを
  ベースとした発展型の提示があるとも見られています
  第四世代機ベースでどこまで改善できるかですが
  RCSやカーブしたダクトやウェポンリリース等の
  機体構造に関わる部分であり それだけに
  X-2で培った技術が生かせる可能性があります
  ミューテア改/次世代のAAMを共同で開発している
  経緯もあります
 
 
2-c ボーイング案
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ボ社の第六世代機コンセプト カナードが見えます

  ここも参加希望こそありましたが その後の
  具体的提示は不明です
  ボ社はマクダネルダグラスを傘下にしたものの
  ステルス機の競合で負け続けていて 5.5世代機
  第六世代機に向けての巻き返しを図るものと思われます
  その思惑と合致すれば よい方向に向かうでしょうが
  未知数な要素が多いです
 
 
現時点はこんなところだと思います
どの案にも一長一短はあります
本当はYF-22とYF-23のように2つくらい作って
徹底比較できると理想だと思いますが予算的に
無理でしょうねw
 
ただひとついえることは戦闘機というと極めて
特殊に思われがちですが防衛力だけでなく
そこから得られる技術や知財はスピンオフを
含めて その国の最も貴重な財産となります
 
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例えばF-3でも米国は最強の能力を有していますが
日本が開発中のハイパースリムエンジンの技術で
より小型のエンジンを搭載できれば機内のスペースに
余裕が出来ます
 
それによりAAM8発の内装ということも実現できる
わけで日本のお家芸であるコンパクト化が生かせるでしょう
 
  


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