★はやぶさ2 人類史上初めて
 他の天体での人工クレーター実験成功

大和タケル

人類史上初となる 微小天体まで飛んでいって
クレーターを作るミッションにはやぶさ2が成功しましたが
今回はそうした活動をまとめてみました

小惑星探査機「はやぶさ2」
衝突装置運用の成功について
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平成31年4月5日に小惑星探査機「はやぶさ2」に
搭載した衝突装置/SCI: Small Carry-on Impactorを
小惑星Ryugu(リュウグウ)に向けて分離し、
作動させる運用を行いました。
「はやぶさ2」に搭載している望遠の光学航法カメラ
(ONC-T)の観測画像を確認した結果、衝突装置により
クレーターが生成されたと判断しましたのでお知らせします。
現在、探査機の状態は正常です。

国立研究開発法人
宇宙航空研究開発機構/JAXA発表

以前にも書きましたがはやぶさ2が搭載していた 
自己鍛造弾はかなり強力です

解析等でクレーターは直径10mに達している
とのことで十分な成果は得られたと思います 

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続く タッチダウンのためのターゲットマーカーを
落とすミッションはノーマルアボート発生でに
ターゲットマーカ投下できませんでした

一連の状況は 複雑な上に専門用語が
かなり登場するので とっつきにくいんですが
ここでは あまり正確ではありませんが 
なるべくわかりやすく見ていきましょう

LIDARに関したトラブル発生
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まず はやぶさ2が想定より 高精度な
制御が行われた事が発端となりました

はやぶさ2にはLIDAR/レーザ高度計という
表面からの高さを正確に測るセンサーが
載っています
(よく工事前にレーザー距離計で距離測定
していますが 原理的に同類で高度を測定)

このライダーに 降下の精度が高いゆえに  
強いレーザー反射しないよう措置がとられました

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それは表面からの高さが50mまで接近した時に
感度を変化させることでしたが その切り替えの
時にノイズが入りトラブルが発生した模様です

本来 あり得ない高度が現れたことによる
ノーマルアボート発生で はやぶさ2は
上昇したので ターゲットマーカー投下は
できませんでした

アボートはプログラミング等では処理中断を
意味しますが ここでは下記のような意味になります

ノーマルアボート 軽微な異常で発動されるモード
(例:一部のセンサー出力の異常等)

セーフアボート 緊急避難的な行動

今回のトラブルはすでに対応がなされていると
のことなので 今後のマーカー投下時には
同様のことは起きないはずです

さて これだけなら失敗かと思われるんですが
そうとも言えない成果が現れました

タダでは飛び上がらない はやぶさ2
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異常を察知した はやぶさ2は斜め上方に
飛び上がりましたが その際に下方の
高解像度撮影を行えたのが幸いしました

斜めに飛び上がったために視差を用いた
リュウグウの着地候補地の立体地図ができたわけです

これはリュウグウそのものの観測という
点からも 今後のタッチダウンミッションへの
大きな成果といっていいわけです

転んでもタダでは起きないという言葉が
ありますが"タダでは飛び上がらない" 
はやぶさ2"といえるかもしれません

マーカーもまだ残している
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しかも精密な地表データが取れた上に
ターゲットマーカーまだ複数残しています

今度のマーカー初めて最初に投下したものより 
西側に落とすことになっていますが
上手くいけば 一つ使うだけで タッチダウン
地点決定のデータをとれる可能性もあります

気になるタッチダウンポイント
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現時点では SO1 L14など まだどのエリアが
良いか特定はされていないようです

自己鍛造弾によりクレーターが形成された
CO1-Aに近いところでは 隣のCO1-Bなどが
候補に挙げらています

まだポイントの確定までかなりかかりそうですが
単にこうでしたという観測結果の発表だけでなく
こうした決定のプロセスが見えるのも
宇宙の観測ミッションに参加しているような
気分が味わえると言えるかもしれません

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地球から2億8000万Km離れた虚空で奮闘する
はやぶさ2に 声援を送りたいものです


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