レールガンの是非について 第一回

レールガン、水陸両用車の開発明記 防衛省が「技術戦略」

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 防衛省は31日、今後約20年を見通して科学技術分野の
取り組みの方向を示す「防衛技術戦略」を作成し、 
これに合わせて「中長期技術見積り」も10年ぶりに改定した。
国産水陸両用車や米海軍が開発を進めるレールガン(電磁加速砲)の 
研究開発を進める方針が明記されており、防衛省が同日まとめた
平成29年度予算の概算要求でも関連経費が計上された。 

 技術戦略に基づく装備開発としては水陸両用車に44億円、
レールガンに21億円を計上。 
水中無人機向けのセンサーシステム研究9億円
将来世代の無人機検討(8千万円)、AIなど新技術の短期実用化に
向けた取り組み(4億円)などのメニューも並べた。 
将来有望な先進技術の研究を助成するファンディング制度については、
前年度の6億円から大幅増の110億円を盛り込んだ。
  防衛省発表より






大和タケル
レールガンに開発費用として21億円が計上されました
海上自衛隊は もう研究に着手していて3月3日に
次世代護衛艦搭載電磁砲用弾丸及び構成品に
関する調査研究×1式を日本製鋼所と契約しています

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これは非核なのに強力な破壊力があり 大いに期待される
兵器なんですが その一方で効果を疑問視する記事も
みられます

その某記事では特にレールガンはまず巨大な電力を必要とする点
第二に対地攻撃にしか役立たないとした内容です 引用してみます

「問題は、レールガンが対地攻撃にしか役立たないと
いうことだ。なんらかの理由によって地対空ミサイルで
迎撃できなかった後にようやく出番が回ってくるかもしれないが、
最近の技術開発プロジェクトでは従来型の5インチ砲でも
HVPを用いてミサイルを迎撃できることが分っているので、
レールガンである必然性はないという」

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これは確かに否定はできませんが HVPは基本的に
レールガン用に開発された弾頭を通常艦砲用に
対応させたもので あくまでレールガンに適応できない
従来型の性能強化策でしょう

ロケットにしろ大砲にしろ 火薬カートリッジ式や
推進剤燃焼式の弾頭は基本的に一度の爆発による
加速しかできません(だから多段式になる)

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ところがレールガンの場合は 好きなだけ
レールを延ばせば それに比例して加速できます
しかも現時点でも最大速度8km/s程度は可能です
これは120mm戦車砲の約4倍以上の速度です

これならば無誘導とはいえ対空 対地 対艦と
各種の用途に使用できるはずです

ただ問題は指摘されているように
「6秒に1回、膨大な電力(25メガワット)を
コンデンサに一気に注入しなければならない」
という大電源を用意できるかという点です

これについては 続く第二回目の記事に書きます
あわせてご覧ください


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