防衛装備庁技術シンポジウム2016 航空装備編

第三回目のレポは航空装備編です
昨年と状況が異なるのはX-2が進空したことです
大和タケル

 X2,防衛省,空自,戦闘機,エンジン,F3,防衛装備庁技術シンポジウム2016,光波ドーム    
やはり実機が飛んだ効果は大きいものと思えます
講演でもX-2関連のものが多く 今後のエンジン
関連の大まかなスケジュールなどが発表されました

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そのために新型ハイパースリムエンジンが
開発されるわけですが
この一見 タイヤホイールみたいに見えるのが
エンジン内のタービンのパーツです

新型ではタービン入り口温度が200度高い
1800度を目指しており 耐熱材料等の研究が
進められています
その一方で エアインテークにはステルス対応の
S字ダクトが予定されているので 空気供給と
高出力化の難しい課題が 課せられるでしょう

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また 次の概念図には重要なことが記されています 
それは推力偏向ノズルの図が描かれている点です
これはX-2以降は現行のパドル式でなく  
どうもロシア型の偏向ノズルタイプになりそうな
模様で3D推力偏向として 最高の型になりそうです






そのエンジンの完成試験後に全体の評価が
おこなわれ 更に海外との共同開発に
なるかどうかなど等の決定がなされるようです
 

ウェポン内装化技術
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これは ステルス機用に機体内のウェポンベイに
AAM等を収め そして確実にリリースするための
研究です

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昨年は発射され 機体から離れていくミサイルの
シュミレーションモデル動画が公開されましたが
今年はこの実験用のキャビティ/Cavity くぼみ
モデルが展示されました
 
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そして 既にウェポン分離のための基礎的基盤は
得られたと報告されています

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その他の先進的研究
次に 今回 紹介されていた先端研究について
少し触れれます どれも戦力化した場合には
かなりすごい内容です

光波ドーム

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これは光波(この場合は電磁波長内でも
可視光域と赤外線域を指す事が多いようです)を
使った誘導ミサイルシステムの弾頭部に 
対衝撃波や対熱性の高いドームをつける研究です

この光波ドームの何がすごいかというと 
「ステルス殺し」になる可能性が高い点です

正確には対妨害能力向上光波誘導ミサイルと
呼ばれるこの兵器は ステルス機がレーダー波長に
対しては探知困難だが 赤外線放射はそれほど
対処していないので 追尾できることを利用します
更に欺瞞のフレアに対して対熱光波ドームにより
反らされることなく 目標を撃破することが
可能とのことです さらに対衝撃性型なら
高高度での弾道弾迎撃にも使用できるわけです

自己修復飛行制御機能
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戦闘機などの方向舵が機能しなくなった場合に
その故障箇所の特定と別の部分で故障した部分の
補完させようという技術です

恐らく この機能はパイロットに負担をかける
ことなく 指示後に搭載AIによってなされる
ものだと考えられます

この機能が発展していけば 将来的には
生物の持つホメオスタシスのような方向に
近づいていく可能性を秘めていると思われます

以上です 
つづいては偵察衛星等の宇宙/Jaxa編にいきます


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