ドキドキ! 初めての長距離打撃兵器

敵基地攻撃能力保有の検討進むも「配備まで5年」 
トマホークや、F35を想定、抑止力に期待
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北朝鮮による核・弾道ミサイルの脅威が高まって
いることを受け、敵基地攻撃能力の保有を検討する
動きが進んでいる。

「国民の生命と財産を守るためには何をすべきか。
さまざまな検討を行っていくべきだ」 

安倍首相は2日の参院予算委員会で、敵基地攻撃能力に
ついてこう述べた。
浮かんでは消えてきた議論だが、戦略環境が厳しさを
増す中で、停滞していた国内議論を後押ししつつある。

攻撃能力保有も重要な柱として位置づけられる見通しだ

政府・自民党内で想定されるのは、イージス艦から
発射される巡航ミサイル「トマホーク」や、F35などに
よる空対地攻撃だ。

巡航ミサイルであれば戦闘機パイロットを危険に
さらすことなく攻撃でき、戦闘機であれば誤情報に
基づく攻撃をギリギリで回避する柔軟性が確保できる。 

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攻撃能力により日本の国土に危険が及ぶ可能性を
低下させられるほか、抑止効果も期待できる。
能力保有に積極的な政府関係者は「憲法9条で許されるのは
ミサイル基地などの策源地を攻撃することだけだが、
敵国の指導者は『自分も狙われるのではないか』と
疑心暗鬼になる独裁国家に対しては効果的なカード」と指摘す

攻撃能力保有は、コストの面でも魅力的に映る。
攻撃能力の抑止効果でミサイル発射を思いとどまらせることに
成功すれば、比較的安上がりになるというわけだ。 

攻撃目標の位置を特定するための正確な情報収集も課題だ。
情報収集衛星や無人偵察機の活用、日米韓の情報協力など
情報収集態勢の確立が欠かせない。 

保有を決めてからも運用研究や装備の調達、施設整備などに
数百億円以上の費用と5〜10年程度の時間を要するとみられる
サンケイより抜粋






大和タケル
日本がこうした方向に向かうのは当然のことです
また この記事の中で実際の運用について
「最初の攻撃をミサイル防衛(MD)でしのいだ上で
敵基地攻撃を行うことになるのではないか」
防衛省幹部

というのも その通りだと思います
第一撃ではなく 反撃しようにも長距離打撃兵器の
無い現状が あまりに問題だというわけです
また米国内には、日本が戦略的に「自立」する
ことに対する警戒も根強いという指摘もありますが

周知の如く 爆撃機や正規空母 更に核兵器も
もっていない日本が よしんば巡航ミサイルを
ある程度 保有したところで自立というのは 
却って軍事的に笑われるレベルでしょう

では 具体的にどんなチョイスがあるのか?
楽しみなウェポン選択にいってみましょう!

トマホーク
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湾岸戦争等でも実績を挙げた定番の巡航ミサイルです
現在は最新のタクティカルトマホークが配備されています
これは射程3,000kmで 攻撃能力等はそれまでの型と
ほぼ同等ですが射程延長と同時に モーター等が
ローコスト化されたうえにGPS誘導で艦艇上からも
目標設定ができるなど ユーザーにうれしい機能が
追加されています

ブロック IV
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将来的な導入ということなら 現在、開発中の
ブロック IVの可能性も高いでしょう
こちらは対艦攻撃力向上型で パッシブ・アクティブ
シーカーを持った新型多機能弾頭を搭載しており

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装甲化された艦艇の弱点である上部を
高高度から垂直突入して破壊するなどの
艦隊決戦に向いた機能となっています
 

F35
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記事中で言及されてますが 日本がやるなら
F35Aということになります
そもそもF35はF-4の更新機なんですが
両機には決定的に違う点があります
F-4は導入当時の左派の活躍で爆撃装置が
オミットされた機体です

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一方 F-35は元々マルチロールファイターとして
設計されていますから対地ミッション時には 
2,000lb JDAM 2発をAAMと共に搭載できます
ですから緒戦にF-35Aがステルスを生かして
敵防空網に侵入 レーダーサイトや対空サイト等を
潰して しかる後にF-2で敵攻撃施設を無力化する
といった戦術が取れるわけです

国産や共同開発もアリか?
可能性はあまり高くないかもしれませんが
国産等もありえるかもしれません

UAV ASSY改
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これは以前 当サイトで載せたもので
日本が進めていたオリジナル無人機計画
スバルTACOM/現ASSY(車じゃないですよ) 
という空中発進型ドローンの改良型です

完全自立型でステルス性も考慮されており
硫黄島での無人離着陸も成功しましたが
これを長距離攻撃用ドローンとするものです

仮にロングレンジミサイル/RLMとしておきますが
現行モデルが片道200Km 往復400Kmの航続距離
と仮定すると例えば機体を延長した上で
翼内にも燃料を搭載し射程を600Km以上に延ばし
降着装置を外して 機体前部にサーモバリック弾頭
でも搭載すれば それなりのものなるのではないでしょうか

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某北の京爆撃の想像図

写真のように母機F-15の戦闘行動半径1500Km程度なので
それに+600Kmで計2100Kmの射程なら 十分に打撃力に
なるでしょう

共同開発
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米軍はトマホークの後継としてファストホークという
新型を開発していましたが これはポシャりました
ですが計画されていたラムジェット等の分野は日本も
得意ですし 現在 英国との共同開発が予定されている
AAMミューティアの発展型も複合モーターですし
そういったことからも共同開発も有り得るかもしれません

更に将来

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これはNASAの極超音速実験機X-43

それからここのところ 中国が極超音速兵器に
ついて ちらちらと言及しています
これはM5以上の速度を持ち 地球上のどこでも
短時間で到達するものです

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こちらはJAXAの極超音速実験機モデル

これに対して 日本も極超音速機の研究を
進めており 米国との共同開発が成れば究極兵器の
完成も可能性が高まるかもしれません
戦争はパワーバランスが崩れた時にこそ起きやすい
隣国が多数の長距離攻撃兵器を並べているのに
日本は持っていない これでは戦を起こしてください
言っているようなものです


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