★トマホークのコスパ/CPに迫る


ジェームズ・マティス米国防長官は10日、
化学兵器使用への対抗措置として米国が行った
シリア空軍基地に対するミサイル攻撃で、
バッシャール・アサド政権軍が保有する
可動機の5分の1を破壊したと発表した。

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マティス長官は声明で、「国防総省の推定によると
今回の攻撃は燃料・弾薬庫と防空能力と
可動機の20%の損壊または破壊につながった」と発表。

さらに、「シリア政府はシャイラト空軍基地に
おける航空機の燃料補給や兵器補充能力を失っており
現時点で滑走路の使用は軍事上無益だ」と補足した。
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米中央軍報道官のジョン・J・トーマス大佐は
先に、シリア中部ホムスに近いシャイラト空軍基地への
攻撃によりシリア軍戦闘機20機以上を破壊したと述べていた

またトーマス大佐によると、同基地には化学兵器が
さらに備蓄されている可能性が高いが、有毒ガスが
広がるのを避けるためにミサイル攻撃の標的からは
意図的に外されたという。
時事より一部抜粋

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大和タケル
今回のシリア攻撃 ちょっとマニアなら
見逃せないデータが示されました
それは戦果がシリア軍可動機の20%に
達したという発表です






戦史において戦闘で実際にどれくらいの弾が
使われたかが判ることはとても少数です

ですが 今回はトマホーク60発とはっきり
しています そこでここからトマホークの
コスパについて 考察してみましょう

シリア軍可動機の推定
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まず知りたいのは目標となったシリア軍の
可動機実数なんですが これがちょっと謎です

2011年3月にシリア内戦が始まった時点では
380機前後を保有していたといわれています

しかし内戦後には はっきりした数値がわかりません
MiG-21等の旧式機の非稼動可やISなどとの戦闘に
よる損耗や またロシアのアップデート援助等を
勘合するとだいたい200機程度だと思われます

すると その二割なら答えは約40機撃破となります

ここで発射総数は判っていますから60を代入して
40/60=0.67 つまり60発撃って40機撃破なら 
一発当たりの戦果は0.67ということになります 

目標による推定
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もちろん話はこれ程 単純ではありません
なぜなら 攻撃目標は対空ミサイル施設や
レーダー等も含まれていたし 軍用機自体も
シェルターに入っていたでしょう

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そこで60発中の何発が航空機破壊に向けられた
トマホークだったのか?を推定する必要があります
これがどの程度の比率だったかは不明ですけど
まず単純計算をした結果を表に載せておきます

toma:D
60:0.67
50:0.8
40:1
30:1.3
20:2
10:4
となります 
※toma=トマホーク発射数 D=航空機破壊率

さて ここからは判断の難しいところですけど
今回は航空機の化学兵器運搬阻止が
目的ですから 全弾の2/3程度である
38から40発程度が航空機破壊に向けられた
推定しておきます そうするとほぼ一発撃って 
一機破壊ということになるでしょう

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ここで兵器の費用対効果が重要になってきます
トマホークは開発側の努力もあって 最新型の
タクティカル・トマホークは3000kmと射程延長
した上に 1発あたり約7000万円とそれまでの
モデルよりはコスト低下しています

もし日本が購入した場合には なんだかんだで
1億弱くらにはなるかもしれません

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こんなのを地上で破壊したい

ですが 1億弱としてもジェット戦闘機や
攻撃機は中共やロシア製などは安めとはいえ 
やはり新規のものは十億から数十億はするでしょう

これを一発1億で破壊できるなら しかも
育成に数億かかるといわれるパイロット等の
損耗もなくできるのなら こんなお得な話は
ないですよね 

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もっとも 肝心な点はトマホークも正確な敵情が
なくては無駄弾になってしまうということです
その点 日本は自前の情報衛星を可視光/レーダー
の2波長対応を予備機まで保有しているし GPSも
自前で整えつつあります

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トランプ政権は米国製品を買ってくれという方針です
ならばトマホークを売ってくれれば 米国産業もWIN
日本も防衛上の安心感が高まってWIN 
まさにWIN-WINの関係となります


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